硬質ウレタンフォーム(発泡樹脂系断熱材)
断熱性能(熱伝導係数:数値が小さいものほど性能が良い) 0.023~0.026W/mK
ポリイソシアネート・ポリオールに発泡材・難燃剤を加え板状に加工成型したもの。
もしくは建築現場にて建物に直接断熱材 を吹き付け作業する。
防水性能がある。
成型した製品はボード状に加工されており、軽量で運びやすい。
水蒸気吸わないので断熱性能が落ちにくい。
吹き付け作業で施工すると均一な断熱層が得られる(施工不良がおきにくい)。
断熱材に放湿性能はない。
合成樹脂・発泡材・難燃材などが空気中へ拡散する懸念がある。
燃焼時に青酸ガスを発生する危険がある
(青酸ガスが出ないように対策した製品もある)。
原料石油由来のため引火点310度・発火点415度程度なので防火被覆必要。
防火被覆は石膏ボードにて木造準耐火と同程度の厚さを断熱部に施す。
不燃剤を添加し不燃材認定を取得した吹付ウレタンフォーム製品がある。
建物解体時には産業廃棄物として処理する必要がある。