ポリエステル繊維断熱材

ポリエステル繊維断熱材(樹脂繊維系断熱材)

断熱性能(熱伝導係数:数値が小さいものほど性能が良い) 0.035W/mK

ポリエステル樹脂を繊維状に加工し、それをボード状の断熱材に成型加工したもの。

軽くボードをカッターで切断できるため 加工しやすい。

ボード状の形状なので耐力面材の在来工法、

2X4工法、外断熱に適合する断熱材。

繊維ボードに弾力性があり木造の充填工法で断熱材に隙間ができにくい。

断熱材を加工しても繊維が細かく飛散しない。

湿気を吸っても通気性放湿性が高く断熱材内に湿気が残りにくい(断熱性能が落ちない) 。

火災時に燃焼するとCO・CO2を放出する恐れがある。

原料石油由来のため引火点340度・発火点350度程度なので防火被覆必要。

防火被覆は石膏ボードにて木造準耐火と同程度の厚さを断熱部に施す。

建物解体時に分別出来れば断熱材を再利用できる。