木造について

継ぎ手:追っ掛け大栓

【地震に強い木組みの家】

梁・桁の継ぎ方は追っ掛け大栓という継ぎ手で組みます。
継ぐ箇所は噛み合うように複雑に加工して組合わせて、更に込み栓を打ちしっかり繋ぎます。

 

噛み合う場所は長さ36cm程度あります。
木が持つ摩擦性能を生かしてしっかり力を伝えます。
普通の継ぎ手腰掛鎌継ぎの5倍程度の強さがあります。

長ホゾ込み栓

地震に強い木組みの家

柱と土台、柱と梁・桁を組み合わせは「長ほぞ込み栓」で木を組みます。

一般には柱の短ほぞに金物補強ですが、
木組みの家は長いほぞでしっかり木を組みます。
込み栓によって長ほぞが外れるのを防ぎ、
長ほぞは地震の揺れ揺れによる傾きにしっかり耐えます。

 

長ほぞはしっかり12cmありますが短ほぞは6cm程度。
金物で補強するにしても、しっかりした長ほぞで作るのが地震に強い家になります。

 

木造の外壁

耐火性能・耐久性・コストパフォーマンスからモルタル塗装仕上を基本としています。

 

注意点は通気層を確保すること、
通気の湿気対策はラス下地の劣化を防ぎ耐久性に大きく差が出ます。
透湿シートやラスシートでの防水テープ・コーキング処理も重要です。
塗装は無機質顔料の製品を使い高耐久性を持たせます。

木造の内壁

室内側は柱を見せるのが基本。
壁の中にしまうと木材が持っている調湿性能が活かされません。
万が一のシロアリの被害もすぐ見つかります。

昔から受け継がれてきた作りにはきちんとした理由があります。

 

柱を見せても「準耐火建築」の木造が作れます。
柱は火災にあっても表面が炭化して多くが残ります。
屋根と壁が無くなって骨組みだけの燃えた家を見た方も多いと思います。
壁と屋根を最新の基準で造ると火災に強い柱の見える家ができます。

筋交いを控えて耐力面材を壁に張る耐震構造とします。
万が一地震で多少壊れても修繕工事がやりやすいです。
壊れたときに直しやすい造りが大事です。

 

木造の屋根

耐久性、熱対策、雨漏り防止からやはり瓦で作りたい。
良質の瓦は100年持ちます。
焼き物なので同じ製造日でも多少の品質ムラがありますが、
屋根に対して数枚50~60年程度で割れるものはあります。
割れたものはそれだけ取替えが出来ます。
(但し特殊な形状は在庫がなくなると取替えできません)

 

瓦は重く地震に不利と言われますが、骨組みをきちんと作れば問題ありません。
屋根瓦の下には通気層を作り効率よく空気を流して夏の暑さを逃がします。
さらに、遮熱防水シートをつかい省エネ対策します。
屋根用の遮熱防水シートは5~7割の熱を遮断します。
夏の暑さ冬の寒さの影響を和らげ、省エネの住まいになります。