HC130■武蔵野市M邸 事務所・共同住宅

■ハウスコに提出したプラン。

【基本方針】
・ 構造、木造については伝統木構造で提案。
・ 冷暖房設備に頼らず快適な環境が維持できる住環境の提案。
・ 家相に配慮をしています。


快適な鉄筋コンクリート住宅の提案。北東角地を考慮した採光計画と視線の変化を楽しむ。
鉄筋コンクリートの構造が特殊です。

基本コンセプト
住宅・オフォス・店舗・賃貸部分と、多種ある用途を効率的にまとめています。
それぞれの用途の独立性を確保しながらも、使いやすい連続した空間構成にしています。
構造は鉄筋コンクリート構造として、耐震性と耐久性能を重視しました。
スラボーを用いた鉄筋コンクリートとすることで、断熱性能の向上と耐久性を持たせます。
スラボーの詳細は→ http://www.takemura.co.jp/index.html

外観について
外観は、街にとけ込み長い間愛され続けるような、優しい表情を大切にデザインしました。
コンクリートの構造体に左官仕上げ(そとん壁)を用いることで、ざっくりとした素材感の手作りの風合いと、威圧感の無い優しさを持たせています。
外観のアクセントには木材を使い、左官の素材感との対比で美しさを引き立たせます。

内装について
天井・壁には火山灰が主原料の中霧島壁を塗ります。珪藻土に似ている材料で、鹿児島・宮崎のシラス台地にある火山灰を有効活用したものです。湿気を調節する機能と消臭機能があり、室内で快適に過ごすことが出来ます。
床は無垢の床板を基本として、木材の種類はお好みに合うものをコーディネイトします。
運動スペースはコルク貼りでクッション性を持たせ、体への負担を抑えます。

予算について
工事費として概算8020万円(消費税込み) 設計監理費用として960万円(消費税込み)を想定しています。

協力:戸塚ナオヤ(一級建築士事務所 トツカアーキテクツ)