住まいの上下をつなぐ階段は生活が楽しくなる場所に作ります。
そして、事故がおき易いですから安全に作ることが大事です。
階段は場所をとりますが、踏み外さないようゆったりと作るようにします。
階段1段の高さ(蹴上)は18cmから20cmを、
1段の奥行きは22cmから25cmが目安です。
階段の途中に踊場を作ると事故が減ります。
回り階段は出来るだけ避けて、作るにしても1階から上がる3段か踊場での3段にしましょう。
2階から下りるところで3段の回り階段を作ると踏み外したとき何段も落ちてしまいます。
間取りを無駄なく作るのに階段の下を収納やトイレにすることが多いです。
階段で上がった部分は2階のホールや子供の勉強スペースにしたり、
オープンにしておいてリビングから吹き抜けて開放的に見せると心地よいです。
リビングから2階に上がる階段も増えています。
居間の空間に縦の広がり気持ちよい部屋になります。
そして、家族が居間に集まる習慣がついてコミュニケーションが活発に出来ます。
ちょっと前は冬寒いといわれましたが今の省エネ基準の断熱なら寒さはまず大丈夫です。