木住協の高耐力耐力壁活用マニュアル講習会行きました。 許容応力度計算に使える壁倍率7.5から19.2まで8種類の耐力壁と 壁量計算も想定した真壁壁倍率5の耐力壁の設計方法を学びました。 一般社団法人木造住宅産業協会が高耐力壁を企画実験をして 実験データから国土交通省の認定をとった耐力壁です。 実際に設計して工事に使うには設計者・設計監理者が講習を受け 設計方法を学んで修了証の番号をもらい設計に活用できます。 高倍率耐力壁なので引き抜き力も大きく柱脚も工夫が必要です。 全体のバランスや施工上の欠点から押さえなきゃいけないこともあり、 ただマニュアル通りに使うと数年後にトラブルになるかもしれません。 この認定耐力壁ができたことで3階建て4階建ての許容応力度計算での 耐震等級3は設計しやすくなりました。 今までの経験を生かして慎重に検討して活用します。